Russian DX
      Contest
 参戦記
日時 : 2004年3月21日 
結果 : シングルオペシングルバンド21 日本3位
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄

 雪が降り始めた
 昨年の秋以来もう半年も移動運用をしてないが、そろそろ春になったのでここらで再開する。
機材やガスは予め前週に積み込んだので、今日はパソコンや飲食料の類を積むだけだ。
毎日好天だったのに、今日に限って朝から曇天で、やがて雨が降り出し、昼前にはみぞれから雪になった。

 夕方には上がった
 積もる程の降りではないが、それは平地の事で、山は別だ。
過去にグリーンラインで撤収する1時間に20cm位積もった事を思い出す。
平地が雨でも山は雪、平地が雪なら山は必ず積もると我が身に言い聞かせ、初移動は諦めて延期とした。
夕方にはその雪が雨に、そして雨も上がり、まだ陽があるので出掛ける事も考えたが、もう気持ちが戻らず、今年初の移動運用は諦めた。

 朝は北米
 ロシア主催のコンテストでロシアとのQSOは10点。
他の国とも5点以下だがQSOは可能である。ルールのTrophy欄に北米へのDonorsが書かれている事から、北米もそれなりに参加するなら朝はQSO出来ると予想した。
そして7時半に起床し、無線機を聞くと北米が聞こえる。
JAでも呼ばれ続けている人はこの時間で既に500QSOを超えている。
当局は21MhzシングルのCWだけとし、北米からのCQ TESTへ順にCALLする。
久しぶりにV3とQSOが出来た。
成果は30分で12QSO。

 午後2時から
 今日は朝から好天なので昨日しなかった家の掃除だ。
家事の峠を越えた午後2時頃からQSOを再開する。
JA各局もCQ出して呼ばれているので、自分も真似をしてCQを出す。
最初の数回は撒き餌としても、その後はそれなりに呼んで来る。
スピーカーでは細かい部分が取れないので、久しぶりにヘッドホーンをする。

 たまには呼ばれる
 国内コンテストでは呼ばれる快感の為に移動運用を行ってきた。
それより家にはアンテナが完備されてない事も理由。
でも海外コンテストとなれば別で、3エレ程度ではCQを出すだけ無駄の場合が殆どだった。
相手は5エレやKWで、ベヤーの3エレでは蚊が鳴く程度だと思う(自分の電波がどうなっているか先方にしかわからない)。
でも今日は、空振りCQが続いてもそれなりにが呼んで来る。
時には群がりながら。

 短いQSB
 午後4時20分で通算100QSO。
午後5時を過ぎるとロシアに加えて東欧の元気が良い。
弱い局が呼んでいるのはわかるが、取れない事もしばしば。
最初にCALLを受けた時は強くても、次にNOを受ける時は弱くなるケースも多く、再送を要求する。
短いQSBが有る様だ。

 午後7時
 ここらでお仕舞いとする。
依然パワーの入った強い局は聞こえるが重複が多い。
一般局はフェードアウトの様だ。成績は170QSO。
1391点*69マルチ=95979点。
初めて覗いたRussian DX Contestだったが、CWで久しぶりに楽しめた。

 春の訪れ
 暑さ寒さも彼岸までと言われる様に、これからは春本番になります。
今までは序盤でしたが青梅ではその名が示す様に梅が序盤を盛り上げて来ました。
その様子を何枚かの写真でご紹介します。











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編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る