CQ WW DX CW Contest
          
参戦記
主催 : 
後援 : 
日時 : 2004年11月28日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄

 14のアンテナ
 HAMフェアーで見たRADIXのRY−202FA:14Mhz用の2エレHB9CVを10月下旬に仕入れました。
移動用に軽量化されているのが特徴です。
早速組み立てたら、周波数は合っていましたが、SWRが高くDIPの底で1.3、ここが1.0なら気持ちが良いのですが。

 初使用はWW
 CWのコンテストとして最高のCQ WW DX CW CONTESTでアンテナの実践確認をします。
ルーフタワーの天井に足を掛けると怖さで萎縮してしまい、SWRの調整も気安く出来ないのでそのままです。
 
 日曜午前7時
 土曜日は出勤日なので、日曜の朝7時から始めました。CQ CONTESTを探し、順にCALLします。
W0のCQにCALLしましたが、?が数回返され、やがてCQに切り替えられました。
電波が届いてない事が確認されると惨めな思いで嫌気がさすのですが、気持ちを抑えて次に進みます。
14.000〜14.070付近迄で1回目のサーチ&コールで32局・11ZONE・10CTYとQSOです。

 午前8時
1巡したので、試しにCQを出しました。
すると予想外に何局か応答がありました。後は空振りばかりなのですぐに切り上げました。
2巡目は当然ながらデュープが多く、かといってカリブ局のパイルへ参加する程電波は強くないので、陰に隠れたCQを探します。

 午前9時
 3E1が、パイルなので呼ばずに聞いていたら、呼び方と受け方のスタンバイがずれた空白が瞬間的に出来ました。
今だと思い、間髪を入れずにCALLしたら一発でCALL−BACKが来ました。
自分のCALLは聞き取れても、相手のCALLは半信半疑な程にCWが速く、確認の為にしばらくワッチしていました。

 午前10時
 10時を回ると北米も東海岸は弱くなり、Zone5は寂しくなります。
14050khzを越えるとJAのCQが林立していますが、少し聞いているとそれなりに呼ばれています。
しかし、当局にはCALLが判別出来ない程の弱さでも、そのCALLをしっかり捕るアンテナを使用している事がうらやましい限りです。
午前のQSOは84局・18ZONE・20カントリーでした。

 午後2時
 ロシアを中心とした16〜18のUゾーンとQSO、早々とゾーン15からハンガリーともQSO。
午前の北米の信号と比較して、全体にレベルが低い様です。
雑音とのレベル差が少ないので聞きつらい状態です。
すべてアンテナのなせる技と思いますが、そんな中でアフリカ:5U5ともQSO出来ました。

 午後5時
 この時間になればEUの信号が17〜19のUゾーンの信号に遜色なく強い筈なのに何故か弱い。
21MhzではSSNの低下現象が北米に顕著に出ていましたが、14MHZではEUに出ていると思わせる程の不作です。

 午後8時
 21では完全にフェードアウトしていると思えるこの時間でも15,16,17の東欧が依然開けています。
強い局は交信済みなので、意外と増えません。
最後にアンテナを南に向け、何局か拾って終わりにしました。
家事の合間に休み休みのQSOで、150QSO・27ZONE・40カントリー・SCOREは29452点でした。

 RADIXのRY−202FA
 評価結果は、分相応に使えました。
指折り数える局からはCALL−BACKを貰えず、その時はガッカリしました。
?の局は全体の数割は有りましたたが、再送すればほぼとって貰えました。

 談山神社
 紅葉が美しい頃になりましたので、先週は関西へ出かけました。
今年は夏が猛暑だった事から秋の深まりが遅い様で、全体的に紅葉はまだ見頃前でした。

奈良県の紅葉の名所:談山神社の写真です。


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編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る